
2025.04.22
こんにちは~!街の屋根やさん高松店の三谷です(❁´◡`❁)「壁の杉板が白っぽくなってきた気がする…」「瓦の破片が落ちてて心配で…」 そうお電話をくださったのは、高松市にお住まいのご夫婦。築年数は30年近くとのこと。実際に現場へ伺ってみると、…

焼杉板は耐久性が高いため、メンテナンスする必要がないと思っていたご依頼主様からのご連絡を受けて現地へ向かいました。
念のために、という気持ちでのご連絡でしたが一緒に点検していくと、色が落ちてしまっていて、塗装が必要な状況でした。
塗装が必要と思っていなかったようですが、しっかりと説明させていただき、塗装工事をおこなうことになりました。
・ご相談が初めての方へ
・お客様が「街の屋根やさん」を選んだ理由
焼いて炭化させることで、木材の中の水分や糖分が減り、カビやシロアリの好物が無くなるため、腐食や虫害に強くなります。
自然素材でありながら、塗装しなくても長持ちするのが魅力。特に無塗装の焼杉は、経年変化で味わいが増します。
意外かもしれませんが、表面が炭化している=燃えにくい状態。火がついても炭化層が中まで進みにくく、延焼を抑える働きも期待できます。
シンプルに「渋い」「味がある」デザインが人気。和風・モダン両方に合う外観になるので、個性的な家にしたい人にぴったりです。
無塗装の焼杉は、触ると手や服に黒い炭が付くことがあります。玄関まわりや人がよく触れる場所には、塗装されたタイプを選ぶのが無難です。
天然素材なので、乾燥や湿気による反り・割れが起こることも。施工の際には、しっかりとした下地処理と固定が重要です。
焼き方や木の節の出方などで、同じ焼杉でも見た目にばらつきが出ます。これを「味」ととらえるか、「ムラ」ととらえるかで好みが分かれます。
焼杉は基本的に「メンテナンスフリーに近い」素材ですが、以下のポイントに気をつけるとさらに長持ちします。
汚れが気になる部分は水洗いでOK(高圧洗浄は避ける)
5〜10年で一度、状態確認(反り・割れ・劣化など)
7〜10年ごとに再塗装すると、色ツヤが保てます
特に日差しの強い南面は要チェック
焼杉板の特徴として耐久性が高いことが挙げられます。
杉板を焼き焦がしているので、固く丈夫になり、炭化することで菌の繁殖を防ぐことが出来ます。
耐久年数も50年以上といわれているので、今回のようにメンテナンス不要と思っている方も少なくありません。
焼杉板の耐久年数が50年以上というのは間違いないのですが、外壁材として使用した場合は雨風の影響や、紫外線の影響があるためどうしても色褪せが生じてしまいます。
今回のお宅もかなり色褪せが進んでいて、杉板の元の色に近づいてしまっています。
5年前後でメンテナンスをおこない、塗装することで長持ちさせることが出来ます。
外壁のほか、雨戸の傷みもあったので雨戸も一緒に塗装することになりました。
焼杉板の塗装をする際は、専用の塗料を使う必要があります。
木材は呼吸をしているため、その呼吸を妨げる塗料を使うと、木材の劣化に繋がってしまいます。
湿気が多いときには吸い込み、乾燥している時は吐き出します。
塗るだけだと思って、通常の外壁塗装用の塗料を使うと外壁の劣化が進んでしまうので、DIYはあまりオススメしません。
今回は防腐、防カビ、防虫効果のある木材保護塗料を使って塗装工事を進めていきます。
塗り重ねていくと、日本伝統家屋特有の風格のある外観へと変わっていくのがわかります。
雨戸には錆止めを塗り、その後丁寧に塗装していきます。
錆が目立っていた個所もこれでまた長く使えるようになります。
10年に1度は塗装が必要というお話をさせていただき、「長く使っていきたいので定期的なメンテナンスを忘れないようにしたい」と仰っていました^^
外観の変化にもとても喜ばれており、その表情にこちらも嬉しくなりました!
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