
2025.05.21
こんにちは~!街の屋根やさん高松店の三谷です(❁´◡`❁) 今回は、瓦屋根のメンテナンスでも意外と見落とされがちな「漆喰(しっくい)」についてのお話です。 漆喰とは、瓦と瓦のすき間を埋める白い材料のことで、屋根のてっぺんの「棟(むね)」や斜めに伸びた「隅棟(すみむね)…

こんにちは~!
街の屋根やさん高松店の三谷です(❁´◡`❁)
「壁の杉板が白っぽくなってきた気がする…」
「瓦の破片が落ちてて心配で…」
そうお電話をくださったのは、高松市にお住まいのご夫婦。築年数は30年近くとのこと。
実際に現場へ伺ってみると、お悩みの通り、外壁の杉板は色あせており、屋根の先端部分(棟尻=むねじり)では漆喰(しっくい:瓦を固定する白い粘土のような素材)が剥がれ、のし瓦(重ねてある平たい瓦)の落下が確認できました。
・ご相談が初めての方へ
・お客様が「街の屋根やさん」を選んだ理由
・屋根工事が終わった後の保証について
屋根、壁の状態は見た目以上に進行しており、特に気になったのが以下の3点です。
1.外壁の焼き杉板の色あせ
→ 木材自体が風雨で劣化し、防水効果が落ちていました。
炭化層がなくなった木材は、雨を吸ってどんどん内部から腐ってしまいます。一度腐ると元には戻らず、交換が必要に…。
外壁が傷むと、壁の中に湿気がたまりやすくなり、断熱材の効果低下やカビ・結露の原因になることも。
湿った木材は、白アリにとって絶好の住みか。知らないうちに被害が広がるケースもあります。
外れた面戸瓦(めんどがわら)が屋根の上に落ちていました。
瓦の周りには土が積もっていて外れてから時間が経っているのがわかります。
このまま放っておくと、強風や地震のときに地面に落下するおそれもあります。もし人や車に当たってしまったら…と考えると、とても危険ですよね💦
「1枚だけ落ちただけだから…」
「まあ築年数も経ってるし仕方ないか」
そう思ってしまうお気持ち、すごくよくわかります。でも、実はこの"1枚の落下"が全体のバランスの崩れにつながることもあります。
特に棟部分の瓦は、屋根のてっぺんで風雨を受け続ける場所。
ここが不安定になると、雨漏りや構造のゆがみの原因になることも…。
今回のように漆喰が剥がれて瓦が落ちるケース、実は珍しくありません。
でも放っておくと…
通行人や家族への落下事故リスク
見えないところで進む下地の腐食
将来的に大がかりな葺き替え工事になる可能性
実際に事故になってしまってからでは遅いんです。
早期の点検・補修が、お住まいを守る第一歩になります。
現調後、以下のような内容で補修を提案させていただきました。
棟尻の漆喰詰め直し
→ 剥がれた部分だけでなく、全体的にしっかり固定し詰め直します。
面戸の漆喰詰め直し
→ 瓦の隙間を塞ぎ、雨水の侵入を防ぎます。
焼き杉板の塗装
→ 木部に防水性と耐久性を戻すため、専用の塗料で塗装します。
これらの工事は部分的な補修ではありますが、適切なタイミングで行えば屋根全体の寿命を伸ばすことができます。
屋根って、普段見えないからこそ「まぁ大丈夫だろう」で後回しにされがち。
でも実は、“見えない不安”が一番怖いんですよね/_
不安を感じたそのタイミングが、「今こそ行動すべきサイン」かもしれません。
私たちは、お客様の大切な家を守るために、わかりやすく、誠実に、ていねいに対応することが使命だと思っています^^
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