
2025.06.03
皆さんこんにちは!街の屋根やさん高松店です(^^)/ 屋根の不具合や雨漏り…。いざ工事が必要になったとき、「どこに頼んだら安心できるのか分からない」と悩まれる方は少なくありません。 今回は、香川県高松市で実際に屋根工事をご依頼いただいたお客様の口コミを3つピックアッ…

今回は外壁・ベランダ塗装と屋根漆喰工事についてご紹介します!
「そろそろ塗装とか必要かなと思って…」
観音寺市にお住まいのお客様から、外壁の色あせが気になるとのご相談をいただきました。
お話を伺うと、お住まいは築20年でこれまで一度もメンテナンス歴がないとのこと。
20年という節目でもあり、「何か問題が起きる前に見てもらおう」とお電話くださったそうです。
そろそろメンテナンス時期かな?とお考えの方はぜひご参考になさってください!
こちらが今回、観音寺市で外壁・ベランダの塗装と屋根の漆喰補修を行った現場です。
築20年の2階建て木造住宅で、屋根は日本瓦、外壁は厚付けタイプの吹付タイル仕上げでした。
これまで一度もメンテナンスをされていないとのことで、まずは無料点検で全体の状態を確認させていただきました!
面戸瓦は、瓦屋根の棟部分にあるすき間(面戸)をふさぐための瓦で、その内側には棟の土台を保護するために漆喰が塗られています。
その面戸瓦が剥がれ、内部の漆喰がむき出しになっている状態が確認できました。
こちらも面戸瓦が剥がれ漆喰も劣化が進み剥がれかけています。
このまま放置すると、雨水が直接漆喰に当たってさらに劣化が進み、雨漏りや棟瓦のズレ・崩れといったトラブルにつながる恐れがあるため早めの補修が必要な状態です。
漆喰は、特に日本瓦の棟部分(屋根のてっぺんや端の部分)に使われ、瓦と瓦のすき間を埋めて、雨水や風の侵入を防ぐ役割をしています。
防水性の確保(雨水の侵入を防ぐ)
瓦の固定補助(棟瓦を安定させる)
ひび割れや剥がれが起きる
すき間から雨水が入り込み、雨漏りや棟の崩れにつながる
定期的な点検と「詰め直し」作業が必要です
今回の屋根補修では、「シマダの屋根しっくい(無石綿)」を使用します。
この漆喰は、屋根の面戸部分や棟の漆喰補修などに広く使われている、屋根専用の施工材です。
無石綿タイプ:アスベスト(石綿)を含まない安全な材料
耐久性・接着性に優れ、施工後のひび割れが起きにくい
モルタルや瓦とのなじみが良く、屋根の風雨から内部を守る役割に最適
内容量:20kg(現場の広さに応じて調整して使用)
このような専用漆喰を使うことで、屋根の美観と防水性の回復が期待でき、長持ちする補修が可能になります。
現場に合わせた適切な材料選びが、屋根の寿命を延ばすポイントです。
さらに近くで見てみると、色が濃くなっている部分がありました。
これは、すでに内側に雨水が入り込んでいるサインです。
このまま放っておくと、建物の下地が傷んだり、ひび割れが広がったりする恐れがあります。
見た目も悪くなり、結果として補修にかかる費用が増えてしまうことも。
そうなる前に、早めの対処をおすすめします!
・表面の色あせ・黒ずみ汚れ
→ 経年による塗膜の劣化や防水性能の低下が考えられます。
・端部にコケ・カビ・汚れの付着
→ 防水層が劣化して排水性が低下しているサイン。湿気がこもりやすくなっており、放置すると防水層の下地まで傷む可能性があります。
・全体的にツヤがなく、ざらつきがある表面
→ 防水塗装の機能がすでに低下しており、防水層が劣化・風化している可能性があります。
◎今がメンテナンス・防水塗装の適切なタイミングです。
20年という築年数に加え、写真のような汚れ・防水層の劣化が見える場合は、早めに再塗装や防水工事を行うことで、下地や室内への雨漏りを未然に防げます。
● 外壁の粉ふきや色あせ
→ 紫外線で塗膜が劣化してるサインです
● 屋根のズレや漆喰の割れ
→ 瓦の下に水が入ると雨漏りや構造材の腐食が心配です
● ベランダの防水劣化
→ 室内への水の侵入経路になりやすい要注意ポイント
放置してしまうと、補修ではなく全面改修が必要になるケースも…。
だからこそ、早めのチェックが大事です。
お住まいの状態をふまえ、以下の内容をご提案しました:
外壁とベランダの塗装:防水性と美観を回復
屋根の漆喰詰め直し:漆喰全部を剥がして詰め直す
面戸瓦のズレは漆喰で対応:のし瓦(屋根の積み瓦)を剥がさずに済む方法で最小限の施工
日本瓦(塗装不要の瓦)のため、屋根の塗装は不要です。
汚れや古い塗膜を除去し、塗料の密着力を高めます
仕上がりがキレイになり、塗装の持ちもアップ
洗浄中に劣化やひび割れも見つけやすくなります
ベランダの手すり壁にできたひび割れには、コーキング材を使ってしっかりとすき間を埋めます。
雨水の侵入を防ぎ、これ以上の劣化を防ぐための大切な処置です。
その上から塗装を行い、見た目も美しく仕上げます。
下地の密着力を高める下塗り作業を行いました。
🎨 下塗りのポイント
塗料をしっかり密着させる大切な下地づくり
色ムラや剥がれを防ぎ、仕上がりを美しく保ちます
外壁の素材や劣化に合わせて適切な下塗り材を選定します
下塗りと上塗りの中間層として、塗膜に厚みを持たせます
色ムラを整え、塗料の性能を引き出す重要な工程
上塗りだけではカバーしきれない耐久性や美観を補強
仕上げの塗装として、外観の美しさを決定づけます
紫外線・雨風などから外壁を守る保護機能の要
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