
2025.09.29
皆さんお疲れ様です!街の屋根やさん高松店の大下です!今回は高松市で築30年ほどのお宅から「雨漏りして困っている」とお問い合わせをいただき、ドローンを使った屋根点検を行いました。雨漏りは放置すると建物の寿命を大きく縮めてしまいます。原因を的確に突き止めることが、早期の解決に欠かせま…

特に谷部分は雨水が集中して流れるため、劣化や施工不良があると雨漏りを起こしやすい場所です。
雨が強く降ると、谷に溜まった水が立ち上がりを越えて瓦の下に入り込み、屋根裏へと侵入していました。
一見すると板金自体は問題なさそうに見えるのですが、立ち上がり高さの不足は、雨量の多い地域では致命的な施工不良の一つです。
釉薬瓦(ゆうやくがわら)は、陶器瓦の表面にガラス質の釉薬を焼き付けたもので、耐久性・防水性・耐候性に非常に優れています。
しかし、どんなに丈夫な瓦でも、谷板金・漆喰・棟部などの金属や接合部分は経年劣化が避けられません。
特に築30〜40年を超えるお宅では、
谷板金のサビや腐食
漆喰の剥がれ
瓦のズレや割れ
といった部分的な不具合が、雨漏りの原因になるケースが増えています。
今回の雨漏りの主な原因は、谷板金の立ち上がりが浅かったことによ雨水が溢れていたことでした。
お客様がご自身で応急処置をされたことで一時的に雨漏りは止まっていましたが、内部に水が滞留していた形跡もありました。
今後は谷板金の交換を中心に、下地の補修と瓦の再設置を行う必要があります。
また、再発を防ぐためには、定期的な点検と谷部の清掃・補修が大切です。
今回のように「以前も雨漏りした場所が再発した」というケースでは、応急処置では根本解決になりません。
谷板金の形状や施工精度が原因の場合、専門業者による正確な診断と修繕が必要です。
ドローン点検であれば、屋根全体の状況を映像で確認しながら、劣化の程度や再発リスクを明確に把握できます。
「天井にシミが出てきた」「昔直したけどまた漏れている」などの症状があれば、早めの点検が安心です。
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさん高松店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2025 街の屋根やさん All Rights Reserved.