2025.11.25
屋根の無料点検のきっかけ みなさま、こんにちは!街の屋根やさん高松店です!本日は、高松市中間町で実施した屋根の無料点検についてご報告いたします!近隣で当社が工事を行っていた際、工事のご挨拶も兼ねてお声がけしたことがきっかけで、今回無料点検をご依頼いただきました。点検の結果、母屋の…
モニエル瓦とは、セメントを主成分とした「乾式コンクリート瓦」の一種で、1970〜1990年代にかけて日本で多く採用されました。洋風の外観に合いやすく、厚みのある形状が特徴です。
メリット
デザイン性が高く、洋風住宅にマッチする
耐久性があり、割れにくい構造
遮音性・断熱性にも優れている
デメリット
表面に「スラリー層」という着色層があり、塗装時にこの層をきちんと除去しないと 塗料が密着せず剥がれてしまう
年月が経つと瓦の表面に苔やカビが付きやすく、雨水の吸収が進む
重量があるため、耐震面では不利になることもある
つまり、見た目がきれいでも内部では劣化が進んでいることがあるため、定期的な点検が欠かせません。
見た目がよく似ている「セメント瓦」との違いを見分けるポイントは、
表面がツルツルではなく、少しザラついている
屋根材の端や裏側に「MONIER」や「MONIER ROOF」などの刻印がある
断面を見ると、表面に薄い色層(スラリー層)が確認できる
このような特徴があれば、ほぼ間違いなくモニエル瓦(乾式コンクリート瓦)です。
塗装や補修を検討する際は、この見分けを誤ると施工不良につながるため、専門業者による点検が欠かせません。
今回の高松市でのドローン点検では、
隅棟瓦の浮き
屋根全体のまだらな変色(スラリー層の劣化)
ベランダ防水の劣化
が確認されました。
モニエル瓦は見た目が丈夫そうに見えても、塗装方法を誤ると早期劣化を招きます。特にスラリー層を落とさず塗装してしまうと、わずか数年で塗膜が剥がれてしまうケースも少なくありません。
当社ではドローンを活用した安全・精密な点検を行い、屋根の種類や状態に合わせて最適なメンテナンス方法をご提案しています。
「うちの屋根がモニエル瓦かもしれない」「前回の塗装からだいぶ経っている」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
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