昔ながらの瓦屋根である築年数の古い我が家では、劣化が目立ちご近所さんからも頻繁に指摘される程でした。瓦の葺きなおししか方法はないのかな、お金がかかるな、と悩んでいたところに、屋根塗装という方法で簡単にお値打ちに補修できることを教えてもらい、実際現場をみてもらうことにしました。

現場調査をしてもらうと、瓦表面の塗料が劣化により大部分剥げていました。日頃瓦をのぞくことはないのでびっくりしましたが、ほとんどすべての瓦の色が剥げていて、白っぽい瓦の素地がむき出しになっていました。これでは家全体の見た目も古く感じてしまうのも無理ありません。それに、瓦の品質もどんどん悪くなっていってしまいそうです。しかし、瓦自体は物がよくまだ機能は果たしてくれそうだったので、瓦全体の葺き替えは行わず、瓦を塗装することで補修してもらうことにしました。

まずは、無色の防水塗料「エポシーラ」を塗装してくれました。下塗り塗装をしてくれるということはとても安心です。瓦の素材そのものも守ってくれますし、上塗りの塗料もきれいに塗れると思いました。

エポシーラが乾燥してからは、チャコールグレーのワイドシリコンという防水塗料を塗装してくれました。2液型の油性塗料で、材料によく密着し、耐久性にも優れていると説明を受けました。この塗料はセラミックを配合しているようなので、元々の瓦の色に限りなく近く、つやもあるので、この塗料を塗っただけで、新品の瓦を葺いたように見えました。

今回は、破風板や鼻隠し、水切り板やパラペットも同様に防水塗料で塗装してもらいました。塗装が剥げて劣化していたところもピカピカになりました。新品同様に生まれ変わりましたし、防水性能もあるので安心です。

最後に