2024.10.09
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雨漏りがあり、点検をしてほしいと依頼がありました。
長年メンテナンスをしていなかったので、屋根の劣化が気になるということでした。
増築しているため、取り合い部に異常があるのではないかと心配されている様子でした。
増築した部分があるということなので、取り合い部を確認したところ、雨樋の機能を持った谷桶部分の劣化が原因とわかりました。
谷桶は雨水を集める場所のため、雨漏りの原因になりやすい部分ですが、屋根の上の見えにくい場所にあるため、目視では劣化がわかりにくく雨漏りで気づくことが多いです。
今回依頼をされた方も谷桶の劣化には気づかず、点検などもしていなかったことから、雨漏りしてしまったようです。
雨水が集まる場所の劣化ですから、雨が降るたびに雨漏りしてしまうのは想像できると思います。
谷板金工事はまず、谷桶周辺の瓦を一時的に撤去します。
瓦を撤去したら谷板金を撤去し、まずは防水紙を設置します。
防水紙は雨水の侵入を防ぐためにとても重要な役割を果たしています。
屋根の定期的なメンテナンスをおこなっていたとしても、防水紙の劣化で雨漏りすることもあります。
屋根材の耐久性と合わせて選ぶことをオススメします。
今回は瓦屋根なので防水紙も耐久性の高い改質アスファルトルーフィングを使用しました。
耐久性は15~20年ほどです。
防水紙の設置が終わったら、新しい板金を設置していきます。
その後、瓦を葺き直して谷板金工事は終了です。
今回は追加で外壁工事もおこないました。
錆など傷みが激しく、屋根の雨漏りが改善しても壁からの雨水の侵入の不安があるため、保護塗装をしっかりとすることで、保護することはもちろんですが見た目も色鮮やかで美しい外壁へと仕上がります。
今回は雨漏りが起きてからの工事となってしまったため、今後は定期的なメンテナンスをおこなうとお話してくださいました。
最近増えているゲリラ豪雨などもこれで安心です。
外壁の工事もおこなったため、近隣の方々からの評判も良くあらためて今回お願いしてよかったとの声をいただきました。
屋根は地上からはなかなか見えにくいのでトラブルが起きてからの修繕になることが多いのですが、発見が遅れるとその分劣化が激しく修繕費用も高くなってしまうので、出来るだけこまめな定期メンテナンスをすることが大切です。
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