みなさま、こんにちは！

街の屋根やさん高松店です！

前回のブログでは、坂出市の住宅にて、窯業系サイディングやスパンドレルで組み合わせた外壁の劣化状況を確認した無料点検の内容をお伝えいたしました。

今回は、点検結果を受けて行う金属屋根塗装および鳥の巣対策の高圧洗浄工程について、その施工の様子をご紹介したいと思います。

金属屋根塗装および鳥の巣対策の高圧洗浄工程

今回、住宅の金属屋根に生じていた経年劣化や鳥害などに対応するため、屋根塗装および鳥の巣対策を行っていくことが決定しています。

なお、以前行った現場調査の際には、金属屋根の色あせや太陽光パネル下に鳥の巣がつくられ、糞被害を受けている状況などを確認しています。

屋根に設置された太陽光パネルの下は、雨風をしのげ、外敵から身を守りやすいことから、鳥が巣をつくりやすい環境となります。

しかし、この場所へ鳥の巣をつくられると、酸性を示す糞が金属屋根の塗膜を傷めてサビの原因となったり、巣材が流れ出て雨樋を詰まらせたりなど、さまざまな問題を引き起こすようになります。

また、暮らす人にとっても、鳴き声などの騒音や洗濯物の汚れ、ダニ、ノミの発生による健康被害など、生活への支障が生じることにもつながりかねません。

そのため、鳥の巣があることが確認できたら、早めに専門業者へ相談し、対応を検討していくことが重要になります。

ちなみに、鳥の巣は、ヒナや卵がいる場合は、勝手に処分すると違法になる恐れがあるので、その点は注意が必要です。

それでは、屋根塗装、鳥の巣対策の施工のため、高圧洗浄から行っていきます。

塗装を施す金属屋根や雨樋などに高圧洗浄を行い、鳥の糞や劣化した塗膜、その他汚れなどをきれいに取り除いていきます。

これらが付着したまま塗装を行っても、下地と塗料との間に不純物が挟まれた状態で仕上がるので、十分な密着性が得られず、強い塗膜はつくれません。

そのため、完成後の品質を確保するためにも、しっかりと、丁寧に洗浄しておくことが重要になります。

また、太陽光パネルについても、洗浄を行っています。

太陽光パネルは、鳥の糞が残っていると、発電量の低下につながるばかりか、場合によってはその部分が発熱して火災を引き起こすこともあります。

そのため、太陽光パネルのトラブルを防ぎ、そして長寿命化を図っていくためにも、定期的な点検と状況に応じた清掃などのメンテナンスを行っていくことも重要です。

高圧洗浄が完了したら、太陽光パネルを取り外し、鳥の巣の処分、そして塗装工程へと進んでいきます。

なお、次回のブログでは、太陽光パネルの取り外しについて、その様子をご紹介したいと思います。