2024.12.19
皆さんお疲れ様です!街の屋根やさん高松店の大下です!今日は丸亀市のお客様から隅棟の瓦が飛んでいるということでご相談をいただきました(^^)/隅棟は屋根の四隅にできる山形の部分で、建物の構造的な安全性や屋根の美観、防水性能を確保するうえで非常に重要な役割を果たします。そんな隅棟の瓦…
瓦が数枚割れているため、補修工事をお願いしたいとご依頼がありました。
数年前から数枚割れていることには気づいていましたが、雨漏りなどはしていなかったため、工事の依頼はしていなかったそうですが、大きな台風が増加していることから今回ご依頼に至ったそうです。
実際に屋根に上ってみてみると、ご依頼者様から聞いていたよりも屋根の状態は悪く、割れている瓦の枚数も多い印象でした。
瓦の割れやズレ以外にも漆喰の剥がれ、鬼瓦も割れている箇所があります。
今は雨漏りなどはしていないとのことですが、傷み具合からいうといつ雨漏りしてもおかしくない状況といえます。
セメント瓦の耐久年数は30~40年とされています。
セメント瓦が普及したのが今から30~40年前ですので、多くのセメント瓦が耐久年数を超え始めているということになります。
10年に1度のメンテナンスが必要といわれているので、定期メンテナンスをおこない補修工事をおこなっていれば長持ちすることもありますが、今回はメンテナンスをおこなっていないまま来ているので、補修部分もかなり多くなっています。
割れている瓦は多いものの、今回は葺き替え工事ではなく、新しい瓦へ差し替えをしていきます。
半分に割れてしまっている瓦を、新しいセメント瓦に差し替えていきます。
新しい瓦と比べてみると、周りの瓦も割れてはいないものの、劣化しているのがわかります。
割れてしまった瓦も風で飛んでしまう可能性があるので、しっかり取り除いていきます。
漆喰が剥がれてしまっている部分も、瓦のズレや雨水の侵入を防ぐためにしっかりと補修工事をおこないました。
今回は葺き替え工事ではなく、瓦の差し替えをおこないましたが、セメント瓦の耐久年数などを考えると今後葺き替え工事が必要ということもお話させていただき、近々そのご相談もしたいと仰っていただきました。
ご近所の方からも、今回の工事を聞いてメンテナンスをおこないたいとご相談もいただきました。
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