2024.12.19
皆さんお疲れ様です!街の屋根やさん高松店の大下です!今日は丸亀市のお客様から隅棟の瓦が飛んでいるということでご相談をいただきました(^^)/隅棟は屋根の四隅にできる山形の部分で、建物の構造的な安全性や屋根の美観、防水性能を確保するうえで非常に重要な役割を果たします。そんな隅棟の瓦…
屋根の傷みや割れ損傷などで、雨漏れが気になった〇〇邸のご主人より、当社に点検の依頼をいただきました。
屋根の点検を行った結果
・風が強く当たる場所の瓦はズレがひどく発生している
・瓦が太陽光で歪み瓦と瓦の間に隙間ができていて、雨漏れが発生するおそれがある
・予算により費用を抑えたい
このことにより雨漏れなどを防ぐための早急な対策が必要と判断し、「ラバーロック工法」を提案させていただきました。
写真では、強風等により瓦が波打っています。
瓦屋根の補修工事の一つである「ラバーロック工法」とは
ラバーロック工法とは、コーキング剤という防水の接着剤のようなモノを瓦同士に塗布し、結合、固定し、隙間を埋め、雨漏りを防いだり、強風から瓦のズレを防止する補修方法です。
このラバーロック工法は施工方法を間違えると、以下のように逆効果となるので注意が必要です。
・瓦下に湿気がたまりやすくなる
・雨漏りの原因となる
瓦の周囲を全てコーキングしてしまうと、瓦下を密閉してしまい、湿気がこもり、屋根の下地材を腐食させてしまう原因となります。
瓦は本来、瓦同士の重なりで雨の侵入を防ぐ造りになっています。
その隙間をコーキング材で埋めてしまうと、 強風雨時に瓦下に入った雨水を排水できず、逆に雨漏りする原因となるのです。
弊社は、下の写真のように雨水が流れない瓦の山の左側と山の下部分だけをL字型にコーキングし、正しいラバーロックの施工を実施しています。
L字型にすることで、瓦を固定しながら、瓦下の換気も確保でき、雨水の流れる部分にはコーキングをしないので、雨漏りの原因になることもありません。
瓦と瓦の間の乳白色の部分がコーキング剤を塗布した後となります。
瓦もきれいに敷き直しています。
瓦の山の左側と山の下部分だけにL字型にコーキングをしています。
瓦の耐久年数がまだ十分あり今葺き替える必要はない。
メンテナンスの費用をできるだけ抑えたい 。
であればこのラバーロック工法をお勧めします。
今回は瓦屋根の補修工事の一つである「ラバーロック工法」を紹介しました。
屋根のことで不安やご質問などがありましたら、お気軽に街の屋根やさん高松店へご相談ください。
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