
2025.09.12
皆さんお疲れ様です!街の屋根やさん高松店の大下です! 今回は、丸亀市にある築30年ほどのお宅で屋根点検を行いました。きっかけは、弊社が近隣で外装工事をしていた際、屋根の上に瓦が抜けて落ちているのを見つけたことでした。 お客様は「全く気づいていなかった」と驚かれていましたが、屋根は…

鬼首漆喰:屋根の端にある「鬼瓦」の首を埋める漆喰。ここが剥がれると雨水が侵入しやすくなります。
棟尻漆喰:屋根の棟の端にある漆喰。雨風が直接当たりやすいため、劣化が早く進む箇所です。
どちらも外からは見えにくい部分ですが、剥がれを放置すると雨漏りや瓦の緩みに直結します。
点検の結果、瓦が一部外れて谷板金(たにばんきん=屋根の谷にある金属板)に落ちている状態も見つかりました。
谷板金は屋根に流れ込む雨水を集めて排水する大切な場所です。ここに瓦や破片が落ちると、水の流れが妨げられ、雨漏りやサビの原因になりやすくなります。
漆喰は一度施工すれば永久に持つものではなく、耐用年数はおよそ20年前後です。今回のように築30年近いお宅では劣化が自然な状態といえます。
漆喰を放置すると…
雨水が侵入 → 屋根内部の木材腐食
瓦の固定力が低下 → 瓦のズレや落下
谷板金や下地材への影響 → 雨漏りの発生
といったリスクが高まります。早めに補修や交換を行うことで、大掛かりな修繕を避けられるのです。
一般的には築20年を超えた頃から点検が必要で、剥がれやひび割れが見つかった時点が交換のサインです。部分補修で済む場合もあれば、棟全体をやり直す必要があるケースもあります。
今回のお客様にも、早めの補修をご提案させていただきました。定期的な点検を行うことで、屋根を長持ちさせることができます。
さぬき市で行った築30年のお宅のドローン点検では、鬼首漆喰・棟尻漆喰・隅棟面戸漆喰といった複数の漆喰が劣化しており、さらに瓦の落下も確認されました。漆喰の劣化は雨漏りや屋根全体の寿命に直結するため、放置は禁物です。
「近隣で工事を見かけたから点検してほしい」という軽いきっかけでも、実際に不具合が見つかることは少なくありません。高松市・さぬき市周辺で屋根の点検をご検討の方は、ぜひ弊社にご相談ください。ドローンを用いた安全で精密な調査をご提供いたします。
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