メンテナンスをおこなっていなかった屋根の点検をおこなって、補修個所があれば工事もお願いしたいとご連絡が入り、点検させていただきました。

日本瓦は、日本の伝統的な屋根材の一つであり、美しく風格があり今でも人気の屋根材です。

しかし、時間が経つと漆喰が割れたり剥がれたりすることがあります。

その場合、漆喰を詰め直す補修工事が必要です。

漆喰の補修は、屋根の防水性を高め、雨漏りを防ぐために非常に重要です。

瓦屋根を保護し、美しさを保つためには、定期的なメンテナンスが必要です。

瓦屋根を長持ちさせ、住宅の価値を保つために欠かせない作業ですので、今回は丁寧に補修工事をおこなっていきます。

漆喰の詰め直しの他に瓦止め工事もおこなっていきます。

瓦止め工事は、瓦同士をしっかりと固定することで、風や地震などの自然災害による被害を最小限に抑えることができます。

今回の補修工事では、まず漆喰の詰め直しからおこないます。

詰め直しする前に割れた漆喰を取り除いて、綺麗にしていきます。

瓦のズレている箇所が多かったので、綺麗に揃えて並べ直してから新しい漆喰を詰め直します。

詰めなおした後は瓦止め工事をおこないます。

瓦屋根は、重力によって重なり合った瓦同士が保持されています。

しかし、強風や地震などの自然災害が発生した場合、瓦同士の重力だけでは保持できず、瓦が飛散してしまうことがあります。

これは、周囲の建物や人々に危険をもたらすだけでなく、屋根の破損や雨漏りなどの被害をもたらす可能性があるため、非常に危険です。

特に近年は大型の台風や地震なども起きているため、今回の工事でしっかりと対策していきます。

元々とても立派な日本瓦の屋根でしたが、今回の工事でさらに風格のある屋根へと変わり、ご依頼者さまもとても喜んでいらっしゃいました。

外観はもちろんですが、安全性も高くなり安心していただくこともできました。