
2025.08.26
皆さんお疲れ様です!街の屋根やさん高松店の大下です!今日は三木町の方から「雨樋が壊れているから直してほしい。」とのことで問い合わせが入りましたのでその点検の様子をご紹介させていただきます!今年の梅雨は短く、あまり雨が降らなかったのでお家周りの異変に気付きにくいかもしれませんがたま…

今回は、さぬき市にある築30年ほどのお宅で雨樋(あまどい)の点検を行いました。きっかけは、弊社が近隣で工事をしていた際に、偶然お客様宅の樋が外れて竪樋(たてどい)が変な方向に向いているのを発見し、お声掛けさせていただいたことです。屋根や雨樋は普段から細かく見る機会が少ないため、気づかないうちに大きな不具合につながることもあります。
上から確認すると、外れていたのは一か所だけではなく、複数の部分で軒樋(のきどい)が外れていることが分かりました。地上からでは見えない劣化も、ドローンを使えば安全に詳細を確認できます。
表面塗膜の劣化
モニエル瓦はセメントを主成分とした屋根材で、表面に着色スラリー層と呼ばれる塗膜があります。築年数が経つとこの塗膜が剥がれ、瓦が水を吸いやすくなります。
塗装の難しさ
通常のスレート屋根と違い、モニエル瓦は塗装前に特殊な下処理(スラリー層の除去)が必要です。これを行わないと塗膜がすぐに剥がれ、工事のやり直しにつながるリスクがあります。
重量の問題
セメント製で重いため、地震時の建物への負担が大きいという点も指摘されています。特に築30年以上経過した住宅では、屋根の軽量化を検討される方も増えています。
このように、モニエル瓦は見た目はしっかりしているように見えても、内部では劣化が進んでいることが多いため、定期的な点検と適切なメンテナンスが欠かせません。
今回のさぬき市のお宅では、雨樋の外れがきっかけで点検をご依頼いただきましたが、実際に調べると複数の樋の不具合や屋根材の劣化が見つかりました。雨樋の不具合は雨漏りや建物寿命の短縮に直結しますし、乾式コンクリート瓦(モニエル瓦)は塗装や補修にも注意が必要な屋根材です。
「最近雨樋の水の流れが悪い」「屋根を長い間点検していない」という方は、ぜひ一度ドローン点検をご利用ください。安全に、そして詳細に現状を把握することができます。
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