モニエル瓦とは、セメントと砂利を主成分とする乾式コンクリート瓦のことで、かつて「日本モニエル」が製造・販売していたことから、そう呼ばれるようになりました。
しかし、同社はすでに撤退しており、現在ではモニエル瓦そのものの生産が終了しています。
そのため、瓦が破損した際に同じ製品で部分的に補修することが難しく、屋根全体の状態を見ながら計画的にメンテナンスを進めていく必要がある点には注意が必要です。
またモニエル瓦は、表面塗装が劣化すると、防水性が低下して本体が吸水しやすくなり、やがて苔やカビの繁殖、ひび割れといった大きなダメージへとつながることがあります。
こうしたダメージを防いでいくには、定期的に塗り替えを行いながら、防水性を維持していくことが欠かせません。
今回も塗装工事を行い、本来の防水性を回復させていきます。
なお、今回は、屋根に設置されている太陽光パネルをいったん取り外したうえで塗装工事を行います。
パネルを取り外したうえで塗装を行うことで、パネル下部分の劣化の進行を抑えつつ、将来的な破損リスクの低減にもつながります。
太陽光パネルの取り外しが完了しました。
ちなみに、太陽光パネルの脱着には、電気配線を扱う作業がともなうので、有資格者による施工が法律により定められています。
感電や漏電といったリスクにつながりかねない工程であることから、専門的な知識を持つ有資格者にしか対応が許されていないのです。
そのため、今回の取り外しは専門業者と弊社が連携して行いました。
屋根工事の技術だけでなく、電気まわりの知識も求められる工事は、安全をしっかり確保するためにも、こうした専門業者との連携が不可欠です。
取り外した太陽光パネルは、屋根塗装が完了した後、あらためて設置するので、別の場所へ丁寧に保管しておきます。
なお、次回のブログでは、モニエル瓦塗装の下地処理工程について、その様子をご紹介したいと思います。
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